ABOUT

このサイトの作者はスペインに住む日本人です。

子供レベルのスペイン語を書くこと、読むことは日本にいたころからできましたが(主にインターネットを使って見よう見真似)、このページに載せている文法事項はスペインへ勉強にしに来て学んだことが大半です。

2006年ごろに毎日カゾクスペイン語マンガというブログを描き始め、はじめはただ楽しいからやるというそれだけの理由でしたが、それから自分の家族との記録的な意味も兼ね、しかしそれならば別に人々に公開する必要もないんじゃないかと思いながら、途中休み休み、いまはいかにスペイン語をわかりやすくしかも楽しみながら勉強できるかというのを自問自答しながら主に文法関係のテーマを載せています。

スペイン語に興味を持ったきっかけはラジオの音楽番組でラテンアメリカの音楽を聴いたこと、初めての海外旅行は友人を訪ねるアルゼンチン一人旅です。そのためか、アルゼンチンは、いま住んでいるスペインよりも、経済状況や治安がどうであれ、特別な思いがある国です。

文法に関するサイトを作りたいと思ったきっかけは、自分が好きな言葉のことを人に知ってもらいたいと思ったことと、自分の日本の家族にいかにスペイン語に興味をもってもらうかということです。どちらかといえば、家族に知って欲しいという思いのほうが断然強いですが、なるべく難しい言葉、それからわたし自身もあまりよく分からない文法用語は使わないように、それぞれのテーマを短く簡潔にしてマンガで伝えられたら面白いのではないかと思い、現在に至っています。

次に挙げる、これはかなり前の雑誌ですが、この中でスペイン語について書かれている清水憲男氏はこんなふうにおっしゃっています。

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読み・書き
話し、そして
「考えよ」

そして、16世紀後半にスペインで活躍した有名なラテン語学者の言として、

おしなべてラテン語に堪能になった人は
話すことによって上達したのではなく、
考えたり、模倣したりしながら、
書くことで上達した。

話したい、理解したいという思いがつのって、書いたり、考えたりという作業を忘れてしまいがちであったりするときにこのような言葉はずっしりと重く、今でも私の心に残る言葉です。

これは余計な話になると思いますが、1996年のNHKラジオスペイン語講座の応用編を担当されていたとき、「戦場の修道士ペリーコ」というスペインの児童文学作品を取り上げて放送されていました。当時、わたしには本当に難しくてまったく分かりませんでしたが、今読み返してみると、とても楽しい内容の濃い充実したテキストで宝物のような気がしてきます。

ですから、今、スペイン語でなくとも何か外国語を学んでいて、とてもじゃないけれど難しくて読むどころか単語一つでさえ調べるだけで時間がなくなる、という状態にあるという人がいたら、そのテキストなり本なりを毎日眺めるだけでもよいと思うのです。毎日少しでもその語学に割く時間を設けて好きで居つづけることができれば、いつかは必ずスラスラ読める日が来ると思います。

【2017/03/04】追記
現在ウェブサイトコンテンツを作る時間がなくほぼ更新停止中です。
コメントを下さる方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
が、スパムコメントの数が多数あり、コメント承認の形を取っているためその承認と返信にはかなりの時間を要します。

【2023/04/04】追記
何年も経ってしまいましたが、少しずつスペイン語に関する話題を書いていくことにします。スペインの小学生がどんな風に学校でスペイン語を学んでいるか興味のある方には少し楽しい内容になるかもしれません。